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デュタステリドとフィナステリドの違いを徹底解説|効果と副作用に違いはあるか?

研究
フィナステリドとデュタステリドって何が違うの?どっちが良いんだろうか。

そんな疑問にお答えします。

私は現在「フィナステリド」を服用しています。同じ目的の治療薬として「デュタステリド」がありますが、こちらの方が効果が高いという声も聞きます。

実際どうなのでしょうか。

当記事では、以下の疑問にお答えできればと思います。

  • デュタステリドとフィナステリドの違いは?
  • デュタステリドは本当に効果があるのか?
  • 副作用が起こる確率は?

 

デュタステリドとフィナステリドの違いは?

AGAセルフチェック

AGAは、DHT(ジヒドロテストステロン)という悪玉脱毛ホルモンが毛乳頭細胞を攻撃し、毛母細胞の働きを妨げることで髪の成長を止めることが原因とされています。

フィナステリドも、デュタステリドも、服用することで、DHTを増やす酵素(5αリダクターゼ)を抑制し、DHT自体の発生を抑えることができる点は同じです。

それでは、違いは何でしょうか?

  1. フィナステリドは、5αリダクターゼⅡ型にしか効かないのに対して、デュタステリドはⅠ型、Ⅱ型の両方を阻害することができます。ただし、Ⅰ型は、髪の毛を作る場所には無いため、関係ないようです。
  2. 血中への滞在時間=血中濃度に違いがあり、デュタステリドの方が効果が強い理由として有力です。
血中滞在時間

フィナステリド:約24時間
デュタステリド:約36-48時間

服用後の血中への滞在時間が長い方が当然効果が高くなります。

24時間置きに飲む場合、フィナステリドの場合、飲む直前はほとんど効果が切れているのに対して、デュタステリドは、確実に効果が持続しているはずです。

デュタステリドの方が効果がある根拠は?

AGAクリニックの医師

それでは、実際、デュタステリドの方が効果が高い根拠はあるのでしょうか。

日本皮膚科学会の「AGAガイドライン2017」で「デュタステリド」は、推奨度A(行うことを強く勧める)に選ばれております。

推奨度Aは、科学的根拠が複数あり、効果が出る可能性が高い治療方法です。

根拠となる研究の成果をいくつか見ていきたいと思います。

研究① 4950名の男性被験者に対する実験

まずは、デュタステリドの効果を見る研究です。

プラセボ群(偽薬投与群)に対して、デュタステリド(0.5mg/日投与群)で有意に毛量の増加が認められました。

研究概要

【対象】
4950名の男性被験者
– デュタステリド0.5mg/日投与群
– プラセボ群 (デュタステリドを投与しない群)

【実験】
6-60ヶ月における頭髪写真評価で毛量増加を示した被験者比率
・デュタステリド群 > プラセボ群
(オッズ比 16.38,95%信頼区間 9.32~33.29)


※オッズ比(Odds ratio)は、ある事象の起こりやすさを2つの群で比較して示す統計学的な尺度である。

引用元「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

 

研究② 917名の男性被験者に対する実験

次に、デュタステリドとフィナステリドの比較実験です。

デュタステリド(0.1mg/日)≒フィナステリド(1mg/日)と同等の効果が認められました。

さらに、デュタステリド(0.5mg/日)で、フィナステリド(1mg/日)よりも有意に効果が認められています。

研究概要

【対象】
917名の男性対象者
– プラセボ群 (デュタステリドを投与しない群)
– デュタステリド(0.02mg/日)投与群
– デュタステリド(0.1mg/日)投与群
– デュタステリド(0.5mg/日)投与群
– フィナステリド(1mg/日)投与群

【実験】
頭頂部円内(直径 2.54cm 円中)の毛髪数

【結果】
・デュタステリド(0.5mg)>フィナステリド(1mg)
・デュタステリド(0.1mg)≒フィナステリド(1mg)


引用元「サガーロ インタビューフォーム

デュタステリドの副作用は?

副作用のリスクとしては、「フィナステリド」同様、下記が挙げられています。

副作用
  • 男性機能障害 (性欲の減退、勃起機能不全、射精障害、精液量減少等)
  • 肝機能障害(肝炎リスクを示す血液検査値(AST、ALT))の上昇

 

デュタステリドは新しい薬ということもあり、フィナステリドほど十分な研究蓄積されていないというのが現状ですが、現状の研究をまとめると下記の通りです。

  • 発症率は5~12%
  • フィナステリドより発症率が高い可能性があるが根拠は十分でない。
  • 1年以上の長期服用による副作用は検証されていない。


参考までに根拠となる研究をピックアップしておきます。

 

研究①917名の男性被験者に対する実験

副作用の発症率は、プラセボ群やフィナステリド投与群と比べて差はなかった。

タイトル

【対象】
917名の男性対象者
– プラセボ群 (偽薬投与群)
– デュタステリド(0.02mg/日)投与群
– デュタステリド(0.1mg/日)投与群
– デュタステリド(0.5mg/日)投与群
– フィナステリド(1mg/日)投与群

【副作用結果】
・副作用発症率に統計的な差はない。

引用元「サガーロ  医薬品インタビューフォーム

 

研究②120名の男性被験者に対する観察研究

こちらは、デュタステリド0.5mg/日を投与した120名の男性被験者の副作用の発症率をみたものです。

プラセボ群の設定が無い非ランダム化比較試験のため、デュタステリドの影響とは言い切れませんが、男性機能障害の発症率は、5~12%と比較的高率となっております。

研究概要

【対象】
デュタステリド0.5mg/日を投与した120名の男性被験者(観察期間52週)
※プラセボ群との比較が無い非ランダム化比較試験

【副作用結果】
男性機能障害に関しては、5-12%。


引用元「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

 

肝機能障害について

肝機能障害の副作用については、研究が見当たりませんでした。

この点は少し不安になります。

調べたところ、「デュタステリド」が阻害する「5αリダクターゼのⅠ型」は、毛根付近には存在せず「皮膚の皮脂腺」と「肝臓」に存在しています。

つまり、「肝臓」に与える影響が「フィナステリド」よりも大きい可能性があります。

日本と韓国では認可されていますが、Ⅰ型を阻害することの人体の影響が読めないことが理由で、欧米では認可されていないようです。

そのため、サガーロの説明書には以下の記載があります。

重大な副作用
肝機能障害、黄疸(頻度不明注 1)):AST(GOT)、ALT(GPT)、ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

 

デュタステリドの効果と副作用まとめ

デュタステリドの効果と副作用は下記の通りです。

  • フィナステリドよりも効果が高いことを示す研究がある。
  • 副作用のリスク研究がまだ少ない。(1年以上の長期は未検証)
  • 「5αリダクターゼⅠ型」を阻害するため「肝臓」に影響を与える可能性あり。

 

個人的な意見としては、「フィナステリド」の方が効果と副作用においてエビデンスが多いため、「デュタステリド」をあえて選ぶ必要はないと考えます。

ただ、体質によって「フィナステリド」が効かない方もいますので、個人の判断で選ぶのでなく、クリニックで医師の判断を仰いでください。

ちなみに、私が通っている湘南美容クリニックでは、「フィナステリド」から治療を始め、半年以上様子を見て、効果がない場合に、「デュタステリド」も検討する方針のようです。

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